ExcelのNA関数の使い方
この記事では、ExcelのNA関数の使い方について解説します。NA関数は、エラー値「#N/A」を返す関数で、データが見つからない場合や入力が不適切な場合に使用します。エラー処理や結果の表示に役立てることができます。
NA関数の書式
NA関数の書式は非常にシンプルです。
=NA()
NA関数には引数が必要ありません。関数を入力すると、自動的に「#N/A」エラーが返されます。
NA関数の使用例
NA関数は、データが見つからない場合や入力が不適切な場合に使用します。以下に、具体的な使用例を示します。
次のような表があるとします。
\ | A | B | C |
---|---|---|---|
1 | 名前 | 性別 | 年齢 |
2 | 山田 | 男 | 34 |
3 | 佐々岡 | 女 | 25 |
4 | 岸川 | 男 | 28 |
この表で、年齢が30歳未満の人を検索し、30歳未満であればその年齢を表示し、30歳以上であれば「#N/A」エラーを表示する式を考えます。
=IF(C2<30, C2, NA())
この式は、C2が30歳未満である場合、その年齢を返します。30歳以上である場合は、「#N/A」というエラーを返します。このように、NA関数を使ってエラー値を表示することができます。
おわりに
この記事では、ExcelのNA関数の使い方について解説しました。NA関数は、エラー値「#N/A」を返す関数で、データが見つからない場合や入力が不適切な場合に使用します。ぜひ、NA関数を活用して、エラー処理や結果の表示を行いましょう。