ExcelのISERROR関数の使い方
ExcelのISERROR関数は、セルにエラーが存在するかどうかを判定する関数です。エラーが存在する場合はTRUEを返し、存在しない場合はFALSEを返します。本記事では、ISERROR関数の使い方について解説します。
書式
ISERROR関数の書式は以下の通りです。
ISERROR(テストの対象)
テストの対象:エラーが存在するかどうかを調べたいセルや式を指定します。
使用例
以下にISERROR関数の使用例を示します。
\ | A | B | C | D |
---|---|---|---|---|
1 | 数値1 | 数値2 | 割り算結果 | エラーチェック |
2 | 10 | 5 | =A2/B2 | =ISERROR(C2) |
3 | 20 | 0 | =A3/B3 | =ISERROR(C3) |
4 | 30 | 6 | =A4/B4 | =ISERROR(C4) |
上記の表では、A列とB列に数値が入力されており、C列にはA列とB列の割り算結果が表示されています。D列にはISERROR関数を使用して、C列の割り算結果にエラーがあるかどうかをチェックしています。
この例では、3行目の割り算結果で0で割るエラー(#DIV/0!)が発生しているため、ISERROR関数はTRUEを返します。他の行ではエラーが発生していないため、ISERROR関数はFALSEを返します。
まとめ
ExcelのISERROR関数は、セルにエラーが存在するかどうかを判定する便利な関数です。エラーが存在する場合はTRUEを返し、存在しない場合はFALSEを返します。エクセル作業でエラーの有無を確認したい場合は、ISERROR関数を活用して効率的に作業を行いましょう。