ISPMT関数の詳細解説(Excel)

ExcelのISPMT関数の使い方

この記事では、ExcelのISPMT関数の使い方について解説します。ISPMT関数は、定期的な利子支払いの金額を計算するために使用されます。この関数を利用することで、ローンの利子支払い額や投資における利子収入額を簡単に計算することができます。

ISPMT関数の構文

ISPMT関数の構文は以下の通りです。

ISPMT(利率, 期, 期間, 現在価値)

それぞれの引数について説明します。

  • 利率 – 1期間あたりの利率を指定します。例えば、年利10%の場合は「0.1」を指定します。
  • – 利子を計算する期間を指定します。1から始まる正の整数を指定します。
  • 期間 – 全体の期間を指定します。正の整数を指定します。
  • 現在価値 – 貸付金額や投資額を指定します。正負どちらも指定できます。

簡単なサンプル

ここでは、ISPMT関数を使って、年利10%のローンが1年間でどのくらいの利子を支払うかを計算してみましょう。

例えば、以下のようなデータがあるとします。

ABC
1利率現在価値
20.11-100000

この場合、ISPMT関数を使用して利子支払い額を計算するには、以下の式を入力します。

=ISPMT(A2, B2, 1, C2)

この式を入力すると、利子支払い額が「10000」と表示されます。つまり、年利10%のローンで100,000円借りた場合、1年間で10,000円の利子を支払うことになります。

まとめ

ExcelのISPMT関数は、定期的な利子支払いの金額を計算するために使用されます。この関数を利用すれば、ローンや投資に関する利子支払い額の計算が簡単にできます。ISPMT関数は、利率、期、期間、現在価値といった引数を指定することで、正確な利子支払い額を求めることができます。

今回の記事では、ISPMT関数の構文とそれぞれの引数について説明しました。また、簡単なサンプルを用いて、ISPMT関数を使って利子支払い額を計算する方法を示しました。これを参考に、ExcelでISPMT関数を活用して、ローンや投資の利子支払い額を計算してみてください。