OCT2HEX関数の詳細解説(Excel)

ExcelのOCT2HEX関数について

OCT2HEX関数は、Microsoft Excelのエンジニアリング関数の一つで、8進数(オクテット形式)を16進数(ヘキサデシマル形式)に変換します。

OCT2HEX関数の構文

OCT2HEX(数値, [桁数])

引数の説明

  • 数値: この引数は必須です。8進数形式で表された数値を指定します。数値は10桁以内でなければならず、最も左の桁(符号ビット)は0か1でなければなりません。
  • 桁数: この引数はオプションで、結果の桁数を指定します。桁数が省略されるか、または十分な桁数がない場合、関数は必要な桁数を使用します。桁数が数値よりも大きい場合、関数は左側を0で埋めます。最大桁数は10桁です。

OCT2HEX関数の使用例

以下にOCT2HEX関数の使用例を示します。

OCT2HEX(10)       
OCT2HEX(77)       
OCT2HEX(77, 4)    

上記の例では、最初の計算式では8進数の10を16進数に変換し、”8″を返します。次の計算式では、8進数の77を16進数に変換し、その結果、”3F”が返ります。最後の計算式では、8進数の77を16進数に変換し、桁数を4に設定したため、”003F”が返ります。