IMTAN関数の詳細解説(Excel)

ExcelのIMTAN関数について

IMTAN関数は、Microsoft Excelのエンジニアリング関数の一つで、指定された複素数の正接(タンジェント)を計算します。この関数は複素数分析でよく使用されます。

IMTAN関数の構文

IMTAN(複素数)

引数の説明

  • 複素数: この引数は必須です。正接を計算する複素数を指定します。

複素数は “x + yi” または “x + yj” の形式で指定します。ここで、x と y は実数で、”i” または “j” は虚数単位を表す文字列です。

IMTAN関数の使用例

以下にIMTAN関数の使用例を示します。

IMTAN("2+3i")     
IMTAN("5+1i")    

上記の例では、最初の計算式では複素数 “2+3i” の正接、すなわち複素数 “-0.00376402564150425+1.00323862735361i” を返します。次に、複素数 “5+1i” の正接、すなわち複素数 “-0.186109477647304+1.24074798292407i” を返します。このように、IMTAN関数は複素数の正接を計算するために使用されます。