ExcelのIMSUM関数について
IMSUM関数は、Microsoft Excelのエンジニアリング関数の一つで、2つ以上の複素数の合計を求めるために使用します。この関数は、複素数の加算に用いられ、複素数の形式で結果を返します。
IMSUM関数の構文
IMSUM(複素数1, [複素数2], ...)
引数の説明
- 複素数1: この引数は必須です。合計を計算する最初の複素数を指定します。
- 複素数2, …: これらの引数はオプションです。合計を計算する他の複素数を指定します。複素数は最大で255個まで指定することができます。
複素数は “x + yi” または “x + yj” の形式で指定します。ここで、x と y は実数で、”i” または “j” は虚数単位を表す文字列です。
IMSUM関数の使用例
以下にIMSUM関数の使用例を示します。
IMSUM("5+3i", "2+1i") IMSUM("1+4i", "2+2i", "3+3i")
上記の例では、最初の計算式では複素数 “5+3i” と “2+1i” の合計、すなわち複素数 “7+4i” を返します。次に、複素数 “1+4i”、”2+2i”、”3+3i” の合計、すなわち複素数 “6+9i” を返します。このように、IMSUM関数は複数の複素数の合計を計算するために使用されます。