IMSINH関数の詳細解説(Excel)

ExcelのIMSINH関数について

IMSINH関数はExcelのエンジニアリング関数の一つで、複素数のハイパボリックサイン(双曲線の正弦)を計算します。複素数は実数部と虚数部からなります。複素数のハイパボリックサインを求めるには特定の数学的な手法が必要ですが、IMSINH関数を使えばExcelで簡単にその値を求めることができます。

IMSINH関数の構文

IMSINH(複素数)

引数の説明

  • 複素数: この引数は必須です。ハイパボリックサインを計算したい複素数を指定します。複素数は “x + yi” または “x + yj” の形式で、x と y は実数で、”i” または “j” は虚数単位を表す文字列です。

IMSINH関数の使用例

以下にIMSINH関数の使用例を示します。

IMSINH("1+1i")      
IMSINH("1+i")       

上記の例では複素数 “1+1i” のハイパボリックサインを計算し、結果として複素数 “0.634963914784736+1.29845758141598i” を返します。このように、IMSINH関数は複素数のハイパボリックサインを計算するために使用されます。