IMSECH関数の詳細解説(Excel)

ExcelのIMSECH関数について

IMSECH関数は、Excelのエンジニアリング関数の一つで、複素数のハイパボリック逆正接(hyperbolic secant)を計算します。数学的には、ハイパボリック逆正接は1をその角度のハイパボリックコサインによって除算したものです。

IMSECH関数の構文

IMSECH(複素数)

引数の説明

  • 複素数: この引数は必須です。ハイパボリック逆正接を計算したい複素数を指定します。複素数は “x + yi” または “x + yj” の形式で、x と y は実数で、”i” または “j” は虚数単位を表す文字列です。

IMSECH関数の使用例

以下にIMSECH関数の使用例を示します。

IMSECH("1+1i")      
IMSECH("1+i")       

上記の例では、最初の計算式では複素数 “1+1i” のハイパボリック逆正接を計算し、結果として複素数 “0.4983370305551868-0.591083841721045i” を返します。次に、複素数 “1+i” のハイパボリック逆正接を計算し、同じ結果を返します。このように、IMSECH関数は複素数のハイパボリック逆正接を計算するために使用されます。