IMPRODUCT関数の詳細解説(Excel)

ExcelのIMPRODUCT関数について

IMPRODUCT関数は、Excelのエンジニアリング関数の一つで、指定した複素数の積を返します。複数の複素数の積を計算する際に利用します。

IMPRODUCT関数の構文

IMPRODUCT(複素数1, [複素数2], ...)

引数の説明

  • 複素数1: この引数は必須です。積の計算に使用する最初の複素数を指定します。複素数は “x + yi” または “x + yj” の形式で、x と y は実数で、”i” または “j” は虚数単位を表す文字列です。
  • 複素数2, …: この引数はオプションです。積の計算に使用する他の複素数を指定します。必要に応じて任意の数の複素数を指定することができます。

IMPRODUCT関数の使用例

以下にIMPRODUCT関数の使用例を示します。

IMPRODUCT("3+4i", "1+2i")      
IMPRODUCT("1+1i", "1+1i", "1+1i")    

上記の例では、最初の計算式では複素数 “3+4i” と “1+2i” の積 “-5+10i” を返します。次に、”1+1i”, “1+1i”, “1+1i” の3つの複素数の積 “-2+2i” を返します。このように、IMPRODUCT関数は複数の複素数の積を計算するために使用されます。