IMDIV関数の詳細解説(Excel)

ExcelのIMDIV関数について

IMDIV関数は、Excelのエンジニアリング関数の一つで、2つの複素数を除算するために使用されます。これは複雑な数学的計算やエンジニアリング計算に役立ちます。

IMDIV関数の構文

IMDIV(被除数, 除数)

引数の説明

  • 被除数: この引数は必須です。除算する複素数を指定します。複素数は “x + yi” または “x + yj” の形式で、x と y は数値で、”i” または “j” は虚数単位を表す文字列です。
  • 除数: この引数も必須です。被除数を除算する複素数を指定します。複素数は同様に “x + yi” または “x + yj” の形式で指定します。

IMDIV関数の使用例

以下にIMDIV関数の使用例を示します。

IMDIV("4+5i", "2+3i")     
IMDIV("1-i", "1+i")       

上記の例では、最初の計算式では複素数 “4+5i” を “2+3i” で除算した結果 “1.76923076923077-0.153846153846154i” を返します。次に、”1-i” を “1+i” で除算した結果 “i” を返します。このように、IMDIV関数は2つの複素数の除算を行うために使用されます。