ExcelのIMCONJUGATE関数について
IMCONJUGATE関数はExcelのエンジニアリング関数の1つで、指定された複素数の共役複素数を返す機能を提供します。複素数とは、実数と虚数の和または差で表される数のことを指します。一方、共役複素数とは、ある複素数の虚数部分の符号を反転させたものを指します。
IMCONJUGATE関数の構文
IMCONJUGATE(複素数)
引数の説明
- 複素数: 必須の引数です。この複素数の共役複素数を求めます。複素数は “x + yi” または “x + yj” の形式で、x と y は数値で “i” または “j” は虚数単位を表す文字列です。
IMCONJUGATE関数の使用例
IMCONJUGATE関数の使用例を以下に示します。
IMCONJUGATE("3+4i") IMCONJUGATE("1-i")
上記の例では、最初の計算式では複素数 “3+4i” の共役複素数 “3-4i” を返します。次に、”1-i” の共役複素数 “1+i” を返します。このように、IMCONJUGATE関数は複素数の共役複素数を求めるために使用されます。