HEX2DEC関数の詳細解説(Excel)

ExcelのHEX2DEC関数について

HEX2DEC関数は、Excelのエンジニアリング関数の一つで、16進数(ヘキサ)値を10進数(デシマル)値に変換します。逆に10進数から16進数への変換には、DEC2HEX関数を使用します。

HEX2DEC関数の構文

HEX2DEC(数値)

引数の説明

  • 数値: 必須の引数です。16進数の値を指定します。指定する値は文字列形式であることに注意してください。この引数は40文字以下でなければならず、有効な16進数の文字(0-9, A-F)のみを含むことができます。

HEX2DEC関数の使用例

HEX2DEC関数の使用例を以下に示します。

HEX2DEC("A")     
HEX2DEC("1D")    
HEX2DEC("FFFF")  

上記の例では、最初の計算式では16進数の”A”を10進数に変換して”10″を返します。次に、”1D”は10進数で”29″を返します。最後に、16進数の”FFFF”を10進数で表すと”-1″となります。これはHEX2DEC関数が2の補数形式を使って負の数を扱うためです。