DEC2OCT関数の詳細解説(Excel)

ExcelのDEC2OCT関数について

DEC2OCT関数は、Excelの内蔵関数であり、10進数を8進数(オクタル)に変換する機能を提供します。これは、特にコンピュータ科学やプログラミングで用いられる数値変換に有用です。

DEC2OCT関数の構文

DEC2OCT関数の基本的な構文は以下のようになります:

=DEC2OCT(数値, [桁数])
  • 数値 : 10進数の数値を指定します。この数値は、-536,870,912から536,870,911の範囲である必要があります。
  • 桁数 (オプション): 結果の桁数を指定します。この引数を省略した場合、最小限の桁数で表示されます。指定する場合、桁数は1から10の間でなければなりません。

DEC2OCT関数の使用例

以下に、DEC2OCT関数の基本的な使用例を示します。

例1: 10進数を8進数に変換

=DEC2OCT(10)

この関数は、10進数の10を8進数に変換し、結果として「12」を返します。

例2: 10進数を8進数に変換(桁数指定)

=DEC2OCT(10, 4)

この関数は、10進数の10を8進数に変換し、結果として「0012」を返します。桁数が4桁指定されているため、結果の8進数は4桁で表示されます。

以上のように、DEC2OCT関数を使用すると、10進数を8進数に簡単に変換することができます。