BITLSHIFT関数の詳細解説(Excel)

ExcelのBITLSHIFT関数について

BITLSHIFT関数は、指定した整数を左にシフトするための関数です。これはエンジニアリング関数群に含まれ、ビットレベルでの操作が必要な状況でよく利用されます。

BITLSHIFT関数の定義

BITLSHIFT関数は次のように定義されます:

=BITLSHIFT(数値, 移動数)

ここで:

  • 数値は、左にシフトする非負の整数です。数値は、0から(2^48)-1の範囲である必要があります。
  • 移動数は、数値を左にシフトするビット数です。シフト_数は、0から53の範囲である必要があります。

BITLSHIFT関数の使用例

例1:

セルA1に13と入力し、セルB1に1と入力した場合、以下の式を計算します:

=BITLSHIFT(A1, B1)

この式の結果は、13を1ビット左にシフトした結果を返します。すなわち、結果は26となります。

例2:

セルA1に18と入力し、セルB1に2と入力した場合、以下の式を計算します:

=BITLSHIFT(A1, B1)

この式の結果は、18を2ビット左にシフトした結果を返します。すなわち、結果は72となります。

BITLSHIFT関数は、ハードウェアの設定値の解析や、エンコーディングやエンクリプションなどのビット操作が必要な場面で利用されます。