YEAR関数の使い方と効果
ExcelのYEAR関数は、日付のシリアル値から年を抽出するために使用されます。これにより、日付データから年だけを取得して、さまざまな計算や集計に活用することができます。
YEAR関数の書式は以下の通りです。
=YEAR(シリアル値)
引数には、シリアル値を指定します。シリアル値とは、日付を表す数値です。通常、日付は「2023/04/02」のような形式で表示されますが、Excelでは内部的には連続した数値で表現されています。
それでは、実際にYEAR関数を使った例を見てみましょう。
\ | A | B |
---|---|---|
1 | 日付 | 年 |
2 | 2023/04/02 | =YEAR(A2) |
3 | 2022/10/15 | =YEAR(A3) |
4 | 2021/12/31 | =YEAR(A4) |
上記の表では、A列に日付が入力されており、B列でYEAR関数を使って年を抽出しています。
- B2セルでは、=YEAR(A2)と入力することで、A2セルの日付「2023/04/02」から年を抽出し、「2023」が得られます。
- B3セルでは、=YEAR(A3)と入力することで、A3セルの日付「2022/10/15」から年を抽出し、「2022」が得られます。
- B4セルでは、=YEAR(A4)と入力することで、A4セルの日付「2021/12/31」から年を抽出し、「2021」が得られます。
このように、YEAR関数を使うことで、日付データから年を簡単に抽出することができます。これにより、年ごとの集計や分析が容易になります。