WORKDAY関数の詳細解説(Excel)

WORKDAY関数の使い方と効果

Excelの「WORKDAY」関数は、指定された開始日から指定された営業日数分だけ進めた日付を計算するのに便利な関数です。この関数は、プロジェクトの期間や納期の計算などに使用されることが多いです。引数として開始日、日数、および任意の祝日を指定できます。

基本書式

=WORKDAY(開始日, 日数, [祝日])

引数の詳細は以下の通りです。

  • 開始日:計算の基準となる日付を指定します。
  • 日数:営業日数を指定します。正の値を入力すると未来の日付を、負の値を入力すると過去の日付を計算できます。
  • [祝日]:オプションで祝日を指定することができます。これにより、土日以外の休日も考慮した計算が可能になります。祝日は別のセル範囲に記述し、その範囲を指定することで複数の祝日を指定できます。

具体例

以下に、WORKDAY関数の使い方を示すサンプルを用意しました。

ABC
1開始日日数結果
22023/04/2010=WORKDAY(A2, B2)

上記の表では、開始日として2023/04/20を指定し、10営業日後の日付を求めています。=WORKDAY(A2, B2)と入力することで、2023/05/04が結果として返されます。

祝日を含めた場合のサンプルも用意しました。

ABCD
1開始日日数祝日結果
22023/04/2010=WORKDAY(A2, B2, C4:C5)
3
42023/04/29
52023/05/03

この例では、2023/04/29と2023/05/03を祝日として考慮しています。=WORKDAY(A2, B2, C4:C5)と入力することで、2023/05/09が結果として返されます。つまり、開始日から10営業日後には、土日と指定した祝日を除いた日付が計算されます。

WORKDAY関数を使うことで、土日や祝日を考慮した日付計算が可能になり、仕事のスケジュール管理や納期の計算が容易になります。