WEEKDAY関数の使い方と効果
Excelの「WEEKDAY」関数は、指定された日付が週の何曜日かを数値で返す関数です。この関数を使用することで、シート内で曜日に関連する計算や条件付き書式設定を行うことができます。
「WEEKDAY」関数の使い方
WEEKDAY関数の書式は以下の通りです。
=WEEKDAY(シリアル値, 種類・週の基準)
引数の説明:
- シリアル値: 曜日を求めたい日付のシリアル値を指定します。
- 種類・週の基準: 週の開始曜日を指定する数値です(省略可能)
- 1: 日曜日が1、土曜日が7
- 2: 月曜日が1、日曜日が7
- 3: 月曜日が0、日曜日が6
例えば、次の表で、A列に登録された日付の曜日を数値で表示することができます。
\ | A | B |
---|---|---|
1 | 日付 | 曜日 |
2 | 2023/04/02 | =WEEKDAY(A2, 1) |
3 | 2023/02/20 | =WEEKDAY(A3, 1) |
4 | 2023/01/01 | =WEEKDAY(A4, 1) |
それでは、表の各セルに入力された計算式の結果とその解説を以下に示します。
B2=WEEKDAY(A2, 1)
A2には「2023/04/02」が入力されており、種類・週の基準が1なので、日曜日が1、土曜日が7の週の曜日を求めます。2023年4月2日は日曜日ですので、結果は1となります。
B3=WEEKDAY(A3, 1)
A3には「2023/02/20」が入力されており、種類・週の基準が1なので、日曜日が1、土曜日が7の週の曜日を求めます。2023年2月20日は月曜日ですので、結果は2となります。
B4=WEEKDAY(A4, 1)
A4には「2023/01/01」が入力されており、種類・週の基準が1なので、日曜日が1、土曜日が7の週の曜日を求めます。2023年1月1日は日曜日ですので、結果は1となります。
以上のように、「WEEKDAY」関数を使用することで、日付から曜日を数値で簡単に求めることができます。
種類・週の基準を指定しない場合、日曜日が1、土曜日が7となります。例えば、2023/04/02の曜日を求める場合、=WEEKDAY(A2)と入力すると、結果は7(土曜日)となります。
「WEEKDAY」関数を使って、曜日に関する条件付き書式設定やフィルタリングなど、さまざまな操作を行うことができます。