Excel「NOW」関数の使い方と効果
この記事では、Excelの「NOW」関数の使い方とその効果について初級者向けに解説します。この関数は、現在の日付と時刻を返すのに便利な関数です。ぜひ活用してみてください。
「NOW」関数とは?
Excelの「NOW」関数は、現在の日付と時刻を返す関数です。この関数は引数が不要で、簡単に現在の日付と時刻を取得することができます。また、シートが再計算されるたびに、関数の結果も自動的に更新されます。
「NOW」関数の使い方
「NOW」関数を使うには、次のようにセルに入力します。
=NOW()
すると、セルに現在の日付と時刻が表示されます。例えば、「2023/04/20 12:34」のような形式で表示されます。これは、年/月/日 時:分の形式で表示されています。
「NOW」関数の効果
「NOW」関数は、以下のような場面で活用できます。
- 現在の日付と時刻を確認したい場合
- タイムスタンプを記録する場合
- 期限や経過時間を計算する場合
例えば、次の表ではA列にタスク、B列に開始日時、C列に経過時間を記録しています。
\ | A | B | C |
---|---|---|---|
1 | タスク | 開始日時 | 経過時間 |
2 | タスク1 | 2023/04/18 9:00 | =NOW()-B2 |
3 | タスク2 | 2023/04/19 14:30 | =NOW()-B3 |
C列に入力された「=NOW()-B2」および「=NOW()-B3」の計算式により、各タスクの経過時間が表示されます。これにより、タスクが開始されてからどれくらいの時間が経過したかを簡単に確認することができます。
注意点
「NOW」関数を使用する際には、以下の点に注意してください。
- 「NOW」関数は、シートが再計算されるたびに自動的に更新されます。そのため、特定の日付や時刻を固定したい場合は、「NOW」関数を使わずに直接入力することをお勧めします。
- 「NOW」関数は、日付と時刻を同時に取得できますが、日付のみや時刻のみを取得したい場合は、「TODAY」関数や「TIME」関数を使用してください。
まとめ
この記事では、Excelの「NOW」関数の使い方と効果について初級者向けに解説しました。現在の日付と時刻を簡単に取得できるこの関数をぜひ活用して、日々の作業を効率化してください。ただし、自動更新される性質や日付・時刻の取得方法に注意して、適切な関数を使用しましょう。