ExcelのEOMONTH関数は、指定された日付から任意の月数後(または前)の月末日を計算するための関数です。これは、予定や予算の作成、支払日の計算などに便利です。EOMONTH関数の構文は次のようになります。
=EOMONTH(開始日, 月)
- 開始日 – 計算の基準となる日付です。
- 月 – 開始日から数えた月数です。正の値を指定すると未来の日付を、負の値を指定すると過去の日付を計算できます。
使用例
例えば、2023/04/02から3ヶ月後の月末日を計算したい場合、次のようにEOMONTH関数を使用します。
=EOMONTH("2023/04/02", 3)
この式の結果は、「2023/07/31」となります。つまり、2023年4月2日から3ヶ月後の月末日は2023年7月31日です。
サンプル表を使った例
EOMONTH関数を使って、以下の表のそれぞれの日付から6ヶ月後の月末日を計算してみましょう。
\ | A | B |
---|---|---|
1 | 日付 | 6ヶ月後の月末日 |
2 | 2023/04/02 | |
3 | 2023/05/15 | |
4 | 2023/07/31 |
B列に次の計算式を入力します。
=EOMONTH(A2, 6)
この式をB2セルからB4セルまでコピーすると、次のような結果が得られます。
\ | A | B |
---|---|---|
1 | 日付 | 6ヶ月後の月末日 |
2 | 2023/04/02 | 2023/10/31 |
3 | 2023/05/15 | 2023/11/30 |
4 | 2023/07/31 | 2024/01/31 |
このように、EOMONTH関数を使って簡単に任意の月数後の月末日を計算することができます。特定の期間後の月末日を求める際に便利な関数なので、ぜひ活用してみてください。