ExcelのGAMMAINV関数の使い方
本記事では、Excelの「GAMMAINV関数」の使い方について解説します。GAMMAINV関数は、ガンマ分布から逆関数を求めるために使用されます。これを使うことで、指定した確率に対応するガンマ分布のx値を求めることができます。
構文
GAMMAINV関数の構文は以下の通りです。
GAMMAINV(確率, α, β)
引数について説明します。
- 確率:ガンマ分布の累積分布関数に対応する確率を指定します。0から1の間の数値を指定します。
- α:ガンマ分布の形状パラメータ(α)を指定します。正の数値を指定します。
- β:ガンマ分布の尺度パラメータ(β)を指定します。正の数値を指定します。
サンプル例
確率0.5、形状パラメータα=3、尺度パラメータβ=4のガンマ分布に対応するx値を求める例を見ていきます。
=GAMMAINV(0.5, 3, 4)
この式を入力すると、約8.477という値が返ります。これは、指定したガンマ分布において、累積分布関数が0.5となるx値が約8.477であることを示しています。
まとめ
本記事では、ExcelのGAMMAINV関数の使い方について解説しました。GAMMAINV関数は、指定したガンマ分布と確率から逆関数を求めるために使用されます。確率、形状パラメータ(α)、尺度パラメータ(β)を引数に指定し、対応するx値を求めることができます。