ExcelのGAMMADIST関数の使い方について
ExcelのGAMMADIST関数は、ガンマ分布に関する確率密度関数または累積分布関数を求めるのに使われます。この記事では、GAMMADIST関数の使い方を初心者向けに解説します。
GAMMADIST関数の構文
GAMMADIST関数の構文は以下の通りです。
GAMMADIST(x,α,β,関数形式)
各引数の説明は以下の通りです。
- x：確率密度関数または累積分布関数を求めるための値です。xは正の実数である必要があります。
- α：ガンマ分布の形状パラメータです。αは正の実数である必要があります。
- β：ガンマ分布の尺度パラメータです。βは正の実数である必要があります。
- 関数形式：関数形式を選択する引数です。TRUE（1）を指定すると、累積分布関数を求めます。FALSE（0）を指定すると、確率密度関数を求めます。
GAMMADIST関数のサンプル例
ここでは、GAMMADIST関数の使い方をサンプル例を用いて解説します。以下の表を参照してください。
| ＼ | A | B |
|---|---|---|
| 1 | x | 2 |
| 2 | α | 3 |
| 3 | β | 4 |
この表に基づいて、x=2、α=3、β=4のガンマ分布の確率密度関数を求める場合、以下のようにGAMMADIST関数を使用します。
=GAMMADIST(A2, A3, A4, FALSE)
また、x=2、α=3、β=4のガンマ分布の累積分布関数を求める場合、以下のようにGAMMADIST関数を使用します。
=GAMMADIST(A2, A3, A4, TRUE)
まとめ
ExcelのGAMMADIST関数は、ガンマ分布の確率密度関数または累積分布関数を求めるために使用されます。関数の構文は以下の通りです。
GAMMADIST(x, α, β, 関数形式)
各引数は、xが実数値、αが形状パラメータ、βが尺度パラメータ、関数形式が確率密度関数または累積分布関数を指定するものとなっています。GAMMADIST関数を使うことで、ガンマ分布に関連する統計分析が容易に行えるようになります。
サンプル例を用いて、GAMMADIST関数の使い方を確認しました。x=2、α=3、β=4のガンマ分布の確率密度関数および累積分布関数を求める方法を学びました。これを参考に、独自のガンマ分布分析にGAMMADIST関数を活用してください。