SUM関数の使用 練習問題

練習問題:SUM関数を用いた基本的な合計値の計算

ExcelのSUM関数は、選択された範囲のセルの合計値を計算します。

練習問題1: 単一範囲の合計値計算

セルC10に販売数(C2からC7)の合計値を計算してください。

日付1来客数1販売数1
1日目35
2日目43
3日目77
4日目64
5日目56
6日目85

ヒント: SUM関数を使って、C列の数値の合計値を計算します。

解説

SUM関数は、選択したセル範囲の合計値を計算する関数です。以下の構文に従います:

=SUM(範囲)

操作は以下の通りです。

  1. セルC10をアクティブにします。
  2. 「関数の挿入」をクリックします。

  3. 「関数の分類:すべて表示」から「SUM」を選択してOKします。

  4. 引数「数値1」へ「C2:C7」をドラッグで登録してOKします。

練習問題の解答は以下の通りです(答え:30)

=SUM(C2:C7)

複数範囲のデータを用いたSUM関数

SUM関数は、2つ以上のセル範囲の合計値も計算することができます。

練習問題2: 複数範囲の合計値計算

セルF10に販売数(C2からC7とF2からF7)の合計値を計算してください。空白セルは計算から除外されるものとします。

日付1来客数1販売数1日付2来客数2販売数2
1日目357日目48
2日目438日目0なし
3日目779日目510
4日目6410日目
5日目5611日目69
6日目8512日目58

ヒント: SUM関数を使って、C列とF列の数値の合計値を計算します。またセルF3の「なし」のような数値でない文字列は自動的に計算対象から除外されます。

解説

SUM関数では、数値ではないセル(文字列や空白セル)を計算から自動的に除外します。

複数のセル範囲の合計値を計算する場合、SUM関数の引数に各範囲をカンマで区切って指定します。構文は次のとおりです:

=SUM(範囲1, 範囲2, ...)

操作は以下の通りです。

  1. セルF10をアクティブにします。
  2. 「関数の挿入」をクリックします。
  3. 「関数の分類:すべて表示」から「SUM」を選択してOKします。
  4. 引数「数値1」へ「C2:C7」をドラッグで登録してOKします。
  5. 引数「数値2」へ「F2:F7」をドラッグで登録してOKします。

練習問題の解答は以下の通りです(答え:65)

=SUM(C2:C7, F2:F7)