COUNTBLANK関数の使用 練習問題

COUNTBLANK関数を用いた空白セルのカウント

ExcelのCOUNTBLANK関数は、指定された範囲内の空白セルの数をカウントします。

練習問題1: 単一範囲の空白セルのカウント

セルC10に販売数(C2からC7)の空白セルの数をカウントしてください。

日付1来客数1販売数1
1日目35
2日目4
3日目77
4日目なし
5日目56
6日目8

ヒント: COUNTBLANK関数を使って、C列の空白セルの数をカウントします。

解説

COUNTBLANK関数は、選択したセル範囲内の空白セルの数をカウントする関数です。以下の構文に従います:

=COUNTBLANK(範囲)

操作は以下の通りです。

  1. セルC10をアクティブにします。
  2. 「関数の挿入」をクリックします。
  3. 「関数の分類:すべて表示」から「COUNTBLANK」を選択してOKします。
  4. 引数「範囲」へ「C2:C7」をドラッグで登録してOKします。

練習問題の解答は以下の通りです(答え:2)

=COUNTBLANK(C2:C7)

複数範囲のデータを用いたCOUNTBLANK関数

COUNTBLANK関数で2つ以上のセル範囲の空白セルをカウントする場合は、各範囲を別の引数として関数に与えます。

練習問題2: 複数範囲の空白セルのカウント

セルF10に販売数(C2からC7とF2からF7)の空白セルの数をカウントしてください。

日付1来客数1販売数1日付2来客数2販売数2
1日目357日目4
2日目48日目67
3日目779日目6
4日目なし10日目7
5日目5611日目8
6日目812日目37

ヒント: COUNTBLANK関数を使って、C列とE列の空白セルの数をカウントします。

解説

COUNTBLANK関数では直接複数範囲を扱うことはできません。COUNT関数やCOUNTA関数では複数の範囲が指定できましたがCOUNTBLANK関数は単一の範囲のみの指定であることに注意してください。

したがって、複数範囲の空白セルをカウントする場合は、それぞれの範囲でCOUNTBLANK関数を使用し、その結果を加算します。構文は次のとおりです:

=COUNTBLANK(範囲1) + COUNTBLANK(範囲2) + ...

操作は以下の通りです。

  1. セルF10をアクティブにします。
  2. 式「=COUNTBLANK(C2:C7)」を作成します。
  3. 数式バーで式の末尾に「+」を追加します。

  4. 左の関数リストから「COUNTBLANK」を選択します。

  5. 「範囲」に「F2:F7」を登録してOKキーを押します。

練習問題の解答は以下の通りです(答え:4)

=COUNTBLANK(C2:C7) + COUNTBLANK(F2:F7)