COUNTA関数の使用 練習問題

COUNTA関数を用いた非空セルのカウント

ExcelのCOUNTA関数は、指定された範囲内の非空セル(空でない)の数をカウントします。ここでの「非空セル」とは、数値、テキスト、関数など、何かしらのデータが入力されているセルを指します。

練習問題1: 単一範囲の非空セルのカウント

セルC10に販売数(C2からC7)の非空セルの数(空欄以外のセル)をカウントしてください。

日付1来客数1販売数1日付2来客数2販売数2
1日目357日目48
2日目438日目0なし
3日目9日目510
4日目0なし10日目
5日目5611日目69
6日目8512日目58

ヒント: COUNTA関数を使って、C列の非空セルの数をカウントします。

解説

COUNTA関数は、選択したセル範囲内の非空セルの数をカウントする関数です。空白セルは無視されます。また、「なし」と記載されているセルのように文字セルもカウント対象になります。以下の構文に従います:

=COUNTA(範囲)

操作は以下の通りです。

  1. セルC10をアクティブにします。
  2. 「関数の挿入」をクリックします。
  3. 「関数の分類:すべて表示」から「COUNTA」を選択してOKします。
  4. 引数「値1」へ「C2:C7」をドラッグで登録してOKします。

練習問題の解答は以下の通りです(答え:5)

=COUNTA(C2:C7)

複数範囲のデータを用いたCOUNTA関数

COUNTA関数は、2つ以上のセル範囲の非空セルもカウントすることができます。

練習問題2: 複数範囲の非空セルのカウント

セルF10に販売数(C2からC7とF2からF7)の非空セルの数をカウントしてください。

日付1来客数1販売数1日付2来客数2販売数2
1日目357日目48
2日目438日目0なし
3日目9日目510
4日目0なし10日目
5日目5611日目69
6日目8512日目58

ヒント: COUNTA関数を使って、C列とF列の非空セルの数をカウントします。

解説

複数のセル範囲の非空セルの数をカウントする場合、COUNTA関数の引数に各範囲をカンマで区切って指定します。構文は次のとおりです:

=COUNTA(範囲1, 範囲2, ...)

操作は以下の通りです。

  1. セルF10をアクティブにします。
  2. 「関数の挿入」をクリックします。
  3. 「関数の分類:すべて表示」から「COUNTA」を選択してOKします。
  4. 引数「値1」へ「C2:C7」をドラッグで登録してOKします。
  5. 引数「値2」へ「F2:F7」をドラッグで登録してOKします。

練習問題の解答は以下の通りです(答え:10)

=COUNTA(C2:C7,F2:F7)