第3章+++身の回りのデジタル仕事術あれこれ

日商PC検定では知識科目公式PDFテキストとして「ネット社会のデジタル仕事術」が無料公開されております。

ここでは「第3章 身の回りのデジタル仕事術あれこれ」のまとめと想定問題を公開いたします。事前に公式テキストは上記リンクからダウンロードしてください。

この章のまとめ

1. デジタル情報の整理方法

  • 紙媒体から電子データへの移行に伴い、すべての情報(文書、写真、音楽、動画など)がデジタル化され、管理方法が統一されつつある。
  • ファイルやフォルダの命名規則と整理方法が重要。
    • フォルダは用途や目的別に階層構造で整理。
    • ショートカットを活用し、効率的なアクセスを実現。
  • 作業中ファイルと最終版ファイルを区別し、用途に応じた命名規則を設定。

2. 予定表と電子メールの管理

  • 予定の管理は紙の手帳だけでなく、グループウェアやスマートフォンを活用。
    • 個人予定とグループ予定を共有できるツールの活用が推奨される。
    • 予定の変更や緊急対応のため、常にアクセス可能な予定管理ツールが必要。
  • 電子メールの管理には、業務用、私用、スマホ用などアドレスの使い分けが重要。
    • メールデータはバックアップを取ることが推奨される。

3. 名刺整理とグループ住所録

  • 名刺をその日のうちにデータ化し、クラウドストレージで一元管理する重要性を説明。
    • OCR(文字認識)機能を使った効率的なデータ入力。
    • 名刺データの「名寄せ」により重複データを防止し、効率的な利用を推進。

4. 電子化資料の整理方法

  • 紙資料をスキャナーで電子化し、PDF形式で保存。
    • e-文書法により、多くの書類が電子保存可能になった。
    • 電子データのバックアップと共有により、災害時のリスク軽減が可能。
    • Web情報のスクリーンショット保存やタイムスタンプ付与で、情報の信頼性と証明性を向上。

5. 共同作業のグループ仕事術

  • クラウドサービス(例:Google Apps)を活用した共同作業が推奨される。
    • 文書や表計算ファイルを同時に編集可能。
    • コメント機能で誰が修正したかを把握し、効率的にフィードバックを反映。
    • 遠隔地からもリアルタイムで参加可能。

確認問題