Excelで和暦を適切に表示！日本向けの日付タイプユーザー定義表示形式の完全ガイド

Excelで和暦を使用したくなるシーンが多々ありますが、正確に美しく表示するための方法ご紹介します。この記事では、Excelのユーザー定義表示形式を使用して、和暦を効果的に表示するためのテンプレートを詳しく紹介します。

コピーペーストで使えますので、セルの書式設定・表示形式：ユーザー定義へ利用してみてください。

標準的な和暦の表示形式

例は「1989/5/15」に対してユーザー定義表示形式を適用した際の結果です。

ggge"年"m"月"d"日"(aaa)

この形式は、和暦の年、月、日を表示し、さらに曜日を括弧内に表示します。
例: 平成1年5月15日(月)

ggge"年"m"月"d"日"

和暦の年、月、日のみを表示します。
例: 平成1年5月15日

ggge"年"m"月"

和暦の年と月のみを表示します。
例: 平成1年5月

ggge"年"

和暦の年のみを表示します。
例: 平成1年

例は「1989/5/15」に対してユーザー定義表示形式を適用した際の結果です。

[$-ja-JP-x-gannen]ggge"年"m"月"d"日"(aaa)

和暦の元号の初年を「元」として表示します。
例: 平成元年5月15日(月)

[$-ja-JP-x-gannen]ggge"年"m"月"d"日"

例: 平成元年5月15日

[$-ja-JP-x-gannen]ggge"年"m"月"

例: 平成元年5月

[$-ja-JP-x-gannen]ggge"年"

例: 平成元年

例は「1989/5/15」に対してユーザー定義表示形式を適用した際の結果です。

[DBNum1]ggge"年"m"月"d"日"(aaa)

和暦の年、月、日を漢数字で表示します。
例: 平成一年五月十五日(月)

[DBNum1]ggge"年"m"月"d"日"

例: 平成一年五月十五日

[DBNum1]ggge"年"m"月"

例: 平成一年五月

[DBNum1]ggge"年"

例: 平成一年

例は「1989/5/15」に対してユーザー定義表示形式を適用した際の結果です。

[DBNum3]ggge"年"m"月"d"日"(aaa)

和暦の年、月、日を全角数字で表示します。
例: 平成１年５月１５日(月)

[DBNum3]ggge"年"m"月"d"日"

例: 平成１年５月１５日

[DBNum3]ggge"年"m"月"

例: 平成１年５月

[DBNum3]ggge"年"

例: 平成１年

例は「1989/5/15」に対してユーザー定義表示形式を適用した際の結果です。

ggee.mm.dd

元号の短縮形と、2桁の年、月、日での表示です。
例: 平01.05.15

gee.mm.dd

元号の最初の文字と、2桁の年、月、日での表示です。
例: H01.05.15

残念ながら元年表記用の[$-ja-JP-x-gannen]オプションと漢数字用の[DBNum1]オプションは併用できません。表示形式設定では「平成元年五月十五日」のようにはできないのです。

解決策としては計算式で特別処理をして別のセルへ出力する方法があります。その方法については下記の記事を参照してください。