Excelでセルの値が数値であることを判定する

Microsoft Excelでは、セルの値が数値であるかを判定するための関数を提供しています。具体的には、ISNUMBER関数を用いて判定を行うことが可能です。

作成した論理式はIF関数・IFS関数や条件付き書式や入力規則に使用することができます。

ISNUMBER関数とは

ISNUMBER関数は、指定した値が数値かどうかを判定します。数値である場合、TRUEを返し、そうでない場合はFALSEを返します。

=ISNUMBER(値)

ISNUMBER関数を用いて、セルの値が数値であることを判定する論理式を以下に示します。

=ISNUMBER(A2)

この論理式は、セルA2の値が数値である場合にTRUEを返します。

この論理式は、条件付き書式や入力規則の設定、さらにはIF関数やIFS関数での条件指定にも利用できます。

IF関数やIFS関数を使用する際にこの論理式を利用すると、セルの値が数値である場合に特定の処理を行うといった条件分岐を設定することができます。

条件付き書式の「新しいルール」を選択し、「数式を使用して書式設定するセルを決定する」を選び、上述の論理式を入力します。その後、適用したい書式（例えば、背景色を赤にする）を設定します。これにより、セルの値が数値であるセルが自動的にハイライトされます。

データの入力規則の「ユーザー設定」を選択し、上述の論理式を入力します。この設定を行うことで、セルの値が数値でない場合、Excelはエラーメッセージを表示します。

このように、Excelの関数を活用して、セルの値が数値であるかどうかを判定するなど、データ分析における様々なシナリオを柔軟に対応することが可能になります。