エクセルに用意されている、「曜日」に関する処理に利用できる関数のリストです。
1. WEEKDAY関数
WEEKDAY関数は特定の日付が週の何日目にあたるかを返す関数です。例えば「=WEEKDAY(“2023/07/21”)」という式を入力すると、「6」が返されます。なぜなら、エクセルではデフォルトで日曜日を1、月曜日を2、…とし、金曜日を6として扱うからです。
2. TEXT関数
TEXT関数は日付を曜日の名前に変換する際に非常に便利な関数です。例えば「=TEXT(“2023/07/21″,”aaa”)」という式を入力すると、「金」が返されます。これは「2023/07/21」が金曜日であるためです。
3. WORKDAY関数
WORKDAY関数は、指定した日付から特定の営業日数後の日付を返す関数です。例えば「=WORKDAY(“2023/07/21”,5)」という式を入力すると、「2023/07/28」が返されます。これは「2023/07/21」から5営業日後(土日を除く)が「2023/07/28」だからです。
「45135」と表記されたら表示形式を「日付」としてください。「45135」は「1900/1/0」からの日数を表していますが、表示形式を日付にすれば「2023/7/28」と表記されます。
4. NETWORKDAYS関数
NETWORKDAYS関数は、指定した2つの日付間の営業日数(土日を除いた日数)を計算する関数です。例えば「=NETWORKDAYS(“2023/07/21″,”2023/07/31”)」という式を入力すると、「7」が返されます。これは「2023/07/21」から「2023/07/31」までの間に7営業日があるからです。
5. NETWORKDAYS.INTL関数
NETWORKDAYS.INTL関数はNETWORKDAYS関数の拡張版で、週末の日をカスタマイズできます。例えば「=NETWORKDAYS.INTL(“2023/07/21″,”2023/07/31”,11)」という式を入力すると、「9」が返されます。これは週末を日曜日のみとした場合、開始日と終了日を含めて9営業日があるため、「9」が返ります。
まとめ
これらの関数を上手く組み合わせることで、エクセルで曜日に関する様々な計算を効率的に行うことができます。各関数のより詳しい解説はリンク先のページを参照してください。
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