預金の積み立て計算に使用する関数リスト

エクセルで預金の積み立て計算をマスターしよう!使用できる関数と具体的な活用シーンを紹介

Excelの関数を使って預金の積み立て計算を行う方法を紹介します。貯蓄計画を立てたり、最適な預金条件を見つけたりするのに役立ちます。

預金の積み立て計算に利用できるエクセルの関数一覧

Excelには預金の積み立て計算に使用できる様々な関数が用意されています。ここでは主要なものをいくつか紹介します。

  1. FV特定の利息率、定期的な支払い(積立)、投資期間を基に、投資の未来価値を計算します。
  2. PMT特定の利息率、投資期間、未来価値(目標貯蓄額)を基に、必要な定期的な支払い(積立)を計算します。
  3. NPER特定の利息率、定期的な支払い(積立)、未来価値(目標貯蓄額)を基に、目標貯蓄額を達成するまでの期間を計算します。
  4. RATE特定の定期的な支払い(積立)、投資期間、未来価値(目標貯蓄額)を基に、必要な年間利息率を計算します。
  5. PV特定の利息率、定期的な支払い(積立)、投資期間を基に、投資の現在価値を計算します。

エクセルの関数を使った預金の積み立て計算の具体的な活用シーン

それでは、これらの関数を使った預金の積み立て計算の具体的な例を見ていきましょう。

将来の目標貯蓄額を達成するための毎月の積立額の計算

あなたは10年後に500万円の貯蓄を目指しています。そのためには、毎月どのくらい積立てればよいでしょうか?これを知るには、PMT関数を使います(引数の詳しい解説はリンク先へ)。この関数は、特定の利息率、投資期間、未来価値(目標貯蓄額)を基に、必要な定期的な支払い(積立)を計算するためのものです。

=PMT(0.005, 120, 0, -5000000)

この例では、年間利息率6%(0.06)を12で割って月利にし(0.005)、積立期間を10年(120ヶ月)、目標貯蓄額を500万円としています。目標貯蓄額(fv)は受け取り(入金)を表すため、マイナス符号をつけて入力します。(解:¥30,510)

積立金額から将来達成できる貯蓄額の計算

あなたは毎月2万円を積立てることを決めました。これを10年間続けた場合、利息を考慮に入れて将来的にどのくらいの貯蓄ができるでしょうか?これを知るには、FV関数を使います(引数の詳しい解説はリンク先へ)。この関数は、特定の利息率、定期的な支払い(積立)、投資期間を基に、投資の未来価値を計算するためのものです。

=FV(0.005, 120, -20000)

この例では、年間利息率6%を月利にし(0.005)、積立期間を10年(120ヶ月)、毎月の積立額を2万円としています。毎月の積立額(pmt)は支払い(出金)を表すため、マイナス符号をつけて入力します。(解:¥3,277,587)

以上のように、Excelの関数を使えば複雑な預金の積み立て計算も簡単に行うことができます。自分の貯蓄計画を立てたり、様々な預金条件を比較したりする際に、ぜひ活用してみてください。

 

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