游明朝、游ゴシック、メイリオを使うと行間が広がってしまう

ワード、Wordにおいて游明朝游ゴシック、メイリオなどのフォントを使っていると、意図せず行間が広がってしまう場合があります(既定の行送り「18pt」を採用している場合はならないのですが…)。

この現象は近年にリリースされた、一部のOpenTypeフォントを使用している場合で発生するようです(OpenTypeフォントであっても、古くからあるフォントでは発生しない可能性が高いようです)。


まずは既定の状態です(ページ設定→行送り「18pt」)。[表示]→[グリッド線]をオンにしました。ここでは問題ありません。

次にページ設定→行送りを16ptにしてみます(36行から41行へ)。
行間・行の高さを小さくしたはずなのに、OpenType側ではほぼ倍の高さになってしまったことがわかります。
意味不明な現象です…。

高さを適切なものに近づけるためには、OpenTypeフォントを採用している部分を範囲選択し、[段落]ダイアログボックスを表示させます。

ここで【1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる】のチェックを解除します。

游明朝側も、行送りに近い高さに戻りました。しかしながらグリッド線とは若干のずれが発生しています。やや高めになってしまうようです。

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