Excelでの比較演算子の使い方
Excelでは、比較演算子を使って値の大小や等しい・等しくないなどの比較を行うことができます。この記事では、Excelで使用される比較演算子について詳しく説明し、実際の計算例を用いてその使い方を解説します。
等しい(=)
等しい演算子は、二つの値が等しいかどうかを判断します。セルの参照を使った計算例や直接数値を入力した計算例を以下に示します。
例1:A1セルに10、B1セルに10が入力されている場合、C1セルに「=A1=B1
」と入力すると、C1セルにTRUEが表示されます。
例2:セルに直接数値を入力して計算する場合、「=10=10
」と入力すると、セルにTRUEが表示されます。
例3:A1セルに10、B1セルに15が入力されている場合、C1セルに「=A1=B1
」と入力すると、C1セルにFALSEが表示されます。
例4:セルに直接数値を入力して計算する場合、「=10=15
」と入力すると、セルにFALSEが表示されます。
等しくない(<>)
等しくない演算子は、二つの値が等しくないかどうかを判断します。セルの参照を使った計算例や直接数値を入力した計算例を以下に示します。
例1:A1セルに10、B1セルに20が入力されている場合、C1セルに「=A1<>B1
」と入力すると、C1セルにTRUEが表示されます。
例2:セルに直接数値を入力して計算する場合、「=10<>20
」と入力すると、セルにTRUEが表示されます。
例3:A1セルに20、B1セルに20が入力されている場合、C1セルに「=A1<>B1
」と入力すると、C1セルにFALSEが表示されます。
例4:セルに直接数値を入力して計算する場合、「=20<>20
」と入力すると、セルにFALSEが表示されます。
より大きい(>)
より大きい演算子は、一つの値がもう一つの値より大きいかどうかを判断します。セルの参照を使った計算例や直接数値を入力した計算例を以下に示します。
例1:A1セルに30、B1セルに20が入力されている場合、C1セルに「=A1>B1
」と入力すると、C1セルにTRUEが表示されます。
例2:セルに直接数値を入力して計算する場合、「=30>20
」と入力すると、セルにTRUEが表示されます。
例3:A1セルに20、B1セルに30が入力されている場合、C1セルに「=A1>B1
」と入力すると、C1セルにFALSEが表示されます。
例4:セルに直接数値を入力して計算する場合、「=20>30
」と入力すると、セルにFALSEが表示されます。
より小さい(<)
より小さい演算子は、一つの値がもう一つの値より小さいかどうかを判断します。セルの参照を使った計算例や直接数値を入力した計算例を以下に示します。
例1:A1セルに10、B1セルに20が入力されている場合、C1セルに「=A1<B1
」と入力すると、C1セルにTRUEが表示されます。
例2:セルに直接数値を入力して計算する場合、「=10<20
」と入力すると、セルにTRUEが表示されます。
例3:A1セルに30、B1セルに20が入力されている場合、C1セルに「=A1<B1
」と入力すると、C1セルにFALSEが表示されます。
例4:セルに直接数値を入力して計算する場合、「=30<20
」と入力すると、セルにFALSEが表示されます。
以上(>=)
以上演算子は、一つの値がもう一つの値以上かどうかを判断します。セルの参照を使った計算例や直接数値を入力した計算例を以下に示します。
例1:A1セルに20、B1セルに20が入力されている場合、C1セルに「=A1>=B1
」と入力すると、C1セルにTRUEが表示されます。
例2:セルに直接数値を入力して計算する場合、「=20>=20
」と入力すると、セルにTRUEが表示されます。
例3:A1セルに15、B1セルに20が入力されている場合、C1セルに「=A1>=B1
」と入力すると、C1セルにFALSEが表示されます。
例4:セルに直接数値を入力して計算する場合、「=15>=20
」と入力すると、セルにFALSEが表示されます。
以下(<=)
以下演算子は、一つの値がもう一つの値以下かどうかを判断します。セルの参照を使った計算例や直接数値を入力した計算例を以下に示します。
例1:A1セルに20、B1セルに30が入力されている場合、C1セルに「=A1<=B1
」と入力すると、C1セルにTRUEが表示されます。
例2:セルに直接数値を入力して計算する場合、「=20<=30
」と入力すると、セルにTRUEが表示されます。
例3:A1セルに25、B1セルに20が入力されている場合、C1セルに「=A1<=B1
」と入力すると、C1セルにFALSEが表示されます。
例4:セルに直接数値を入力して計算する場合、「=25<=20
」と入力すると、セルにFALSEが表示されます。
まとめ
この記事では、Excelでの比較演算子について詳しく説明し、実際の計算例を用いてその使い方を解説しました。等しい(=)、等しくない(<>)、より大きい(>)、より小さい(<)、以上(>=)、以下(<=)といった比較演算子を使いこなせるようになることで、Excelをさらに効率的に活用することができます。
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