Excelの算術演算子の使い方

Excelの算術演算子の使い方

Excelでは、様々な算術演算子を使って数値の計算が可能です。この記事では、Excelの算術演算子とその使い方について詳しく解説します。以下の算術演算子を取り上げます。

加算(+)

加算演算子は二つの数値を足し合わせます。セルの参照を使って計算する場合や、直接数値を入力して計算する場合があります。

例1:A1セルに10、B1セルに20が入力されている場合、C1セルに「=A1+B1」と入力すると、C1セルに30が表示されます。

例2:セルに直接数値を入力して計算する場合、「=10+20」と入力すると、セルに30が表示されます。

減算(-)

減算演算子は二つの数値を引き算します。加算と同様に、セルの参照を使って計算する場合や、直接数値を入力して計算する場合があります。

例1:A1セルに30、B1セルに20が入力されている場合、C1セルに「=A1-B1」と入力すると、C1セルに10が表示されます。

例2:セルに直接数値を入力して計算する場合、「=30-20」と入力すると、セルに10が表示されます。

乗算(*)

乗算演算子は二つの数値を掛け算します。加算、減算と同様に、セルの参照を使って計算する場合や、直接数値を入力して計算する場合があります。

例1:A1セルに10、B1セルに20が入力されている場合、C1セルに「=A1*B1」と入力すると、C1セルに200が表示されます。

例2:セルに直接数値を入力して計算する場合、「=10*20」と入力すると、セルに200が表示されます。

例3:括弧を使った計算の例です。A1セルに20、B1セルに10、C1セルに5が入力されている場合、「=(A1+B1)*C1」と入力すると、セルに150が表示されます。

除算(/)

除算演算子は二つの数値を割り算します。加算、減算、乗算と同様に、セルの参照を使って計算する場合や、直接数値を入力して計算する場合があります。また、括弧「()」を使って計算の優先順位を指定することができます。

例1:A1セルに20、B1セルに10が入力されている場合、C1セルに「=A1/B1」と入力すると、C1セルに2が表示されます。

例2:セルに直接数値を入力して計算する場合、「=20/10」と入力すると、セルに2が表示されます。

例3:括弧を使った計算の例です。A1セルに20、B1セルに10、C1セルに5が入力されている場合、「=(A1+B1)/C1」と入力すると、セルに6が表示されます。

べき乗(^)

べき乗演算子は一つの数値をもう一つの数値のべき乗にします。加算、減算、乗算、除算と同様に、セルの参照を使って計算する場合や、直接数値を入力して計算する場合があります。また、べき根(ルート)の計算も可能です。

例1:A1セルに2、B1セルに3が入力されている場合、C1セルに「=A1^B1」と入力すると、C1セルに8が表示されます(2の3乗は8)。

例2:セルに直接数値を入力して計算する場合、「=2^3」と入力すると、セルに8が表示されます。

例3:べき根(ルート)の計算も可能です。平方根(ルート2)を計算する場合、「=4^(1/2)」と入力すると、セルに2が表示されます。

例4:3乗根を計算する場合、「=27^(1/3)」と入力すると、セルに3が表示されます。

以上のように、Excelの算術演算子を使って簡単に数値の計算ができます。括弧「()」を使って計算の優先順位を指定したり、セルの参照を使って柔軟な計算を行うことができます。これらの演算子を組み合わせて、様々な計算式を作成し、Excelで効率的に作業を行いましょう。

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