「タブ文字」を区切るExcel 関数・計算式 【TEXTSPLITとCHAR関数】

 TEXTSPLITとCHAR(9)でタブ区切り文字を分割する方法

タブ文字区切りには CHAR(9) を使用

ExcelのTEXTSPLIT関数で、目に見えない「タブ文字」を区切り文字として文字列を分割したい場合は、区切り文字として CHAR(9) を指定します。

計算式の基本形

タブ文字を使って、セル内の文字列を横方向(列方向)に分割する基本的な数式は以下の通りです。

=TEXTSPLIT(対象セル, CHAR(9))
  • 対象セル: 分割したいタブ区切りの文字列が入っているセル(例: A1)を指定します。
  • CHAR(9): 区切り文字として「タブ文字」を指定します。

具体例

例えば、セルA1に以下のようなタブ区切りのデータが入っているとします。

元データ (セル A1):

ID001	田中 太郎	営業部

分割結果を表示したいセル(例: B1)に以下の数式を入力します。

=TEXTSPLIT(A1, CHAR(9))

実行結果:

数式を入力したセルから右方向へ、タブ文字の位置で分割された結果が表示されます。

B1: ID001C1: 田中 太郎D1: 営業部

ポイント

TEXTSPLIT関数でタブ区切りデータを扱う必要がある場合は、区切り文字としてCHAR(9)を使うことを覚えておきましょう。システムからエクスポートしたデータなどを整形する際に特に役立ちます。

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