PowerPointで選択したテキストを逆順にするマクロ – 説明・手順・実例を紹介!
PowerPointでプレゼンテーションを作成しているときに、選択したテキストを逆順にしたいことがあります。今回は、PowerPointで選択したテキストを逆順にするマクロの導入手順と実行方法について解説します。
マクロの機能
このマクロは、PowerPointのテキストボックスや図形内で選択されているテキストを逆順にすることができます。選択したテキストを逆順に置き換えるだけでなく、他の機能に影響を与えることはありません。
導入手順
- PowerPointを開き、Alt+F11キーを押してVBAエディタを開きます。
- 左側のプロジェクトエクスプローラで、「このプレゼンテーション」を右クリックし、「挿入」 > 「モジュール」を選択して新しいモジュールを作成します。
- 新しいモジュールのコードウィンドウに、以下のVBAコードを貼り付けます。
Sub ReverseSelectedText() Dim selectedText As String Dim reversedText As String Dim i As Integer ' PowerPointでテキストが選択されているか確認 If ActiveWindow.Selection.Type = ppSelectionText Then ' 選択されたテキストを取得 selectedText = ActiveWindow.Selection.TextRange.Text ' 選択されたテキストを逆順にする For i = Len(selectedText) To 1 Step -1 reversedText = reversedText & Mid(selectedText, i, 1) Next i ' 選択されたテキストを逆順にしたテキストで置き換える ActiveWindow.Selection.TextRange.Text = reversedText Else MsgBox "テキストが選択されていません。テキストを選択してから再度実行してください。" End If End Sub
実行方法
PowerPointのプレゼンテーションで、逆順にしたいテキストを選択します。次に、Alt+F8キーを押して「マクロ」ダイアログボックスを開きます。「マクロ名」のリストから「ReverseSelectedText」を選択し、「実行」ボタンをクリックしてください。選択したテキストが逆順になります。
実例
例えば、以下のようなテキストがあるとします。
こんにちは、世界!
このテキストを選択し、先ほど導入したマクロを実行すると、逆順になります。
!界世、はちにんこ
このように、PowerPointで選択したテキストを簡単に逆順にすることができます。マクロを使うことで、作業の効率を向上させることができます。
今回は、PowerPointで選択したテキストを逆順にするマクロの導入方法と実行方法について解説しました。このマクロを活用して、プレゼンテーション作成時の作業効率をアップさせましょう。
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