Excelのユーザー定義関数で特定の単語の出現回数をカウントする方法
この記事では、Excelのユーザー定義関数を使って、指定された範囲内で特定の単語が何回出現するかをカウントする方法を解説します。提供する関数の名前は「COUNTWORD」となります。
COUNTWORD関数の概要
COUNTWORD関数は、以下の2つの引数を受け取ります。
- 範囲 (必須)
- 検索する単語 (必須)
COUNTWORD関数の作成方法
ExcelのVBAエディターで新しいモジュールを作成し、以下のコードを貼り付けてください。
Function COUNTWORD(rng As Range, word As String) As Long
Dim cell As Range
Dim totalCount As Long
totalCount = 0
For Each cell In rng
totalCount = totalCount + (Len(cell) - Len(Replace(cell, word, ""))) / Len(word)
Next cell
COUNTWORD = totalCount
End Function
標準モジュールにコードを追加した後、Excelのセル内で関数を使用できます。
COUNTWORD関数の使い方
COUNTWORD関数は、以下の形式で使用します。
=COUNTWORD(範囲, 検索する単語)
使用例
- A1:A10の範囲で「apple」という単語がいくつ含まれているかをカウントするには、以下のように入力します。
=COUNTWORD(A1:A10, "apple")
- B1:B20の範囲で「banana」という単語がいくつ含まれているかをカウントするには、以下のように入力します。
=COUNTWORD(B1:B20, "banana")
まとめ
この記事では、Excelのユーザー定義関数を使用して特定の単語の出現回数をカウントする方法を解説しました。COUNTWORD関数を使うことで、簡単に指定された範囲内で特定の単語が何回出現するかをカウントできます。この関数は、文章やテキストデータの分析に役立ちます。
この記事で紹介した関数を使って、Excelでのデータ分析やレポート作成の効率を向上させましょう。また、ユーザー定義関数を独自に作成することで、Excelでの作業をさらにカスタマイズし、効率化することができます。
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