Excel VBAで非表示・表示中のワークシート名を一覧表示する方法
Excel VBAを使って、非表示および表示中のワークシート名を一覧表示する方法をご紹介します。データの整理や検索を効率化する際に役立つでしょう。初心者の方でも分かりやすい解説と実践的なサンプルを交えて説明します。
ユーザー定義関数の作成
まず、以下の2つのユーザー定義関数を作成します。1つ目の関数は、Excelブック内の非表示ワークシート名を取得し、カンマ区切りで表示します。2つ目の関数は、表示中のワークシート名を取得し、カンマ区切りで表示します。
Function HiddenSheetsList() As String
Dim ws As Worksheet
Dim result As String
For Each ws In ThisWorkbook.Worksheets
If ws.Visible = xlSheetHidden Then
If result = "" Then
result = ws.Name
Else
result = result & ", " & ws.Name
End If
End If
Next ws
HiddenSheetsList = result
End Function
Function VisibleSheetsList() As String
Dim ws As Worksheet
Dim result As String
For Each ws In ThisWorkbook.Worksheets
If ws.Visible = xlSheetVisible Then
If result = "" Then
result = ws.Name
Else
result = result & ", " & ws.Name
End If
End If
Next ws
VisibleSheetsList = result
End Function
使い方
上記のユーザー定義関数を使うには、まずExcelのVBAエディタで新しいモジュールを作成し、上記のコードを貼り付けます。その後、Excelのシート上で関数を使用することができます。
=HiddenSheetsList()
=VisibleSheetsList()
これらの関数を使用することで、非表示および表示中のワークシート名を一覧表示できます。データの整理や検索が効率化されます。
まとめ
この記事では、Excel VBAを使って非表示および表示中のワークシート名を一覧表示するユーザー定義関数の作成方法と使い方を説明しました。データの整理や検索を効率化する上で役立ててください。これからもVBAを活用して、効率的なデータ処理を目指しまししょう。
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