Excelで日時から日付部分のみを取り出す方法:INT関数を使った簡単な手順
Excelで日時データを扱っていると、時間部分を除いて日付部分だけを抽出したいケースがよくあります。たとえば、データ管理や集計の際に「日付」の情報だけが必要な場合に役立ちます。本記事では、ExcelのINT関数を使って日時から日付部分のみを取り出す方法を紹介します。
サンプルデータと目標
今回は以下のようなデータを例にとり、日付部分のみを別の列に表示させる方法を解説します。
申込日時 | 申込日 |
---|---|
2024/11/8 10:06 | |
2024/11/9 14:06 | |
2024/11/10 20:34 |
このデータの「申込日時」列には日時が含まれており、「申込日」列には日付部分のみを表示させたいとします。
INT関数を使って日付部分のみを抽出する方法
INT関数は、小数部分を切り捨てて整数部分のみを返す関数です。Excelでは日時データが「日付+時間」の数値形式で保存されているため、INT関数を使うことで日付部分のみを取得できます。
計算式の手順
- B2セルに、以下の計算式を入力します。
=INT(A2)
- 計算式を必要な範囲にコピーします。例えば、B3やB4にコピーすることで、同様に「申込日」が表示されます。
- B列を日付形式に設定することで、より見やすくなります。日付形式は「yyyy/mm/dd」などが推奨です。
上記の手順で、時間部分が取り除かれた日付のみを抽出できます。
実際の例と結果
INT関数を使うと、以下のような結果が得られます。
申込日時 | 申込日 |
---|---|
2024/11/8 10:06 | 2024/11/8 |
2024/11/9 14:06 | 2024/11/9 |
2024/11/10 20:34 | 2024/11/10 |
INT関数はシンプルかつ強力な関数で、日付と時間が混在しているデータから日付だけを取り出すのに最適です。
本記事では、Excelで日時データから日付部分のみを取り出す方法について解説しました。INT関数を使えば簡単に日付部分を抽出でき、データの集計や分析がしやすくなります。ぜひ、実務でのデータ管理に活用してください。
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