Excelで文字列操作をマスター!SUBSTITUTE関数とREPLACE関数の使い方

Excelで文字列操作をマスター!SUBSTITUTE関数とREPLACE関数の使い方

Excelでは、文字列の置換や削除を行うために、SUBSTITUTE関数REPLACE関数が用意されています。これらの関数を活用することで、データ整理や分析が格段に楽になります。今回は、SUBSTITUTE関数とREPLACE関数の使い方を解説し、具体的なサンプルを通して理解を深めましょう。

1. SUBSTITUTE関数の基本的な使い方

SUBSTITUTE関数は、指定した文字列内の特定の文字や単語を別の文字や単語に置き換える関数です。構文は以下の通りです。

=SUBSTITUTE(文字列, 検索文字列, 置換文字列, [置換対象])

置換対象は省略可能で、検索文字列が複数存在する場合に、何番目の文字を置換するかを指定できます。

サンプル1: 文字列の特定の文字を別の文字に置換する

例えば、次のようなデータがあるとします。

セルデータ
A1apple-orange-banana

このデータで、ハイフン(-)をカンマ(,)に置換したい場合、次の式を使用します。

=SUBSTITUTE(A1, "-", ",")

結果は以下のようになります。

apple,orange,banana

2. REPLACE関数の基本的な使い方

REPLACE関数は、指定した文字列内の一部を別の文字列に置き換える関数です。構文は以下の通りです。

=REPLACE(文字列, 開始位置, 文字数, 置換文字列)

開始位置と文字数を指定することで、置換対象の範囲を指定できます。

サンプル2: 文字列の一部を削除する

例えば、次のようなデータがあるとします。

セルデータ
A1apple_123_orange_456

このデータで、アンダーバー(_)とその後ろの3文字を削除したい場合、次の式を使用します。

=REPLACE(A1, 6, 4, "")

結果は以下のようになります。

apple_orange_456

これらの関数を組み合わせることで、さまざまな文字列操作が可能になります。是非、データ処理の際に活用してみてください。

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