アクティブセルの値を取得する計算式

Excelにおいて、アクティブセルの値を取得する計算式をご紹介します。CELL関数を用います。

=CELL("contents")

です。CELL関数の第一引数に”contents”を指定し、第二引数を指定しません。これで、アクティブセルの値が取得できます。

ただしこれを最初にセットすると1つ以上の循環参照が発生しています。……」とのエラーが表示されますがOKしてください。

「=CELL("contents")」をセットすると循環参照エラーが出るがOKする。

「=CELL(“contents”)」をセットすると循環参照エラーが出るがOKする。

下記の図ではセルA1に式を設定し、セルE5をアクティブにしています。アクティブにしただけでは即座に反映されるわけではありません。再計算の必要があります。{F9}キーを押して再計算をさせます。

アクティブセルの値を取得できました。このように「=CELL("contents")」で最新の値を取得するならば再計算の必要があります。

この式ではアクティブセルを変更しても即座に再計算されるわけではありません。何らかの値の変更を加えるか{F9}キーを押して再計算を実行することで最新の値が取得されます。

あるいは以下のページにあるように、特定の範囲をクリックしたら再計算が実行されるようなVBAプログラムを登録するのもよいでしょう。

特定の範囲をクリックするたびに再計算が行われるVBAマクロの設置
Excelで特定の範囲をクリックするたびに再計算が行われるVBAマクロの設置方法 ExcelでRAND関数やNOW関数を使用している場合、特定の範囲をクリックするたびに再計算を行いたいことがあります。今回は、特定の範囲をクリックするたびに再...

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