正規分布に従う乱数の作成方法

Excel で使える正規分布に従う数式をご紹介いたします。

なおExcel 2007以前をお使いの場合には、「NORM.INV」関数ではなく「NORMINV」をご利用ください。

正規分布に従う乱数

=NORM.INV(RAND(),平均,標準偏差)

です。「平均=50」「標準偏差=10」だと

=NORM.INV(RAND(),50,10)

となりますね。

正規分布に従う乱数(整数限定)

発生する値を「整数」にする場合には以下のように「ROUND(元の式,0)」の形式で囲みます。小数点1桁目を四捨五入して整数としています。

=ROUND(NORM.INV(RAND(),平均,標準偏差),0)

以下は「平均=50」「標準偏差=10」のときの例です。

=ROUND(NORM.INV(RAND(),50,10),0)

参考:正規分布に従う乱数を作成するWebツール

ブラウザ上で正規分布に従う乱数を作成する無料ツールを公開しています。ご利用は以下のページへお進みください。

正規分布に従う乱数を作成するツール
正規分布に従う乱数の作成指定した条件で正規分布に従う乱数を自動作成します。整数の乱数とするならば丸める位置に「0」を指定してください。参考:エクセルで正規分布に従う乱数を作るなら平均値:標準偏差:丸める位置(整数ならゼロを指定):乱数の数:...

 

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