Excelで取り扱える最も古い日付
Excelで取り扱える最も古い日付は
1900/1/0
です。この日付には「0」という番号「シリアル値」が振られています。意味としては1899/12/31ですが、表記上は1900/1/0です。なお、この日は「日曜日」です。
次に取り扱える古い日付
もちろん次の日は
1900/1/1
です。この日には「シリアル値:1」が割り振られています。以後、1日ごとに1増加したシリアル値が割り振られています。なお、この日は「月曜日」です。
1900/1/0以前の日付は管理できません。使用を試みても「###」の表示になり、取り扱うことはできません。
取り扱い可能な古い日付の一覧
下の図はExcelで取り扱える古い日付の表です。1900年より前の日付は取り扱いができません。
なおExcelでは、1900年に限り1月と2月については間違った曜日が表記されます。詳細は後述します。
古い日付のシリアル値
また、これらの日付のシリアル値一覧は下図の通りです。ただしシリアル値が負の数となる日付は取り扱いができません。
注意:1900年1月~2月の曜日の不具合
Excelでは1900年をうるう年として取り扱ってしまいますが、これは誤りです。したがって存在しない日付である
1900/2/29(水)
が使用されてしまいます。そのため「1899/12/31~1900/2/29」の曜日が1つずつずれてしまいます。例えば1900/1/1の正しい曜日は月曜日です。
Excelで認識されている古い日付のリストを再掲します。1900/3/1以降の曜日は正しく取り扱われますがそれより前の曜日の不具合は使用頻度が低いことからかそのままとなっています。
1900/2/28(水)の次は1900/3/1(木)です。正しい1900年1月~2月の曜日は以下の通りとなります。
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