指定した日の月の日数を求めるExcel計算式
今回は、Excelで指定した日付が含まれる月の日数を簡単に求める方法をご紹介します。
計算式の概要
指定した日付の月の日数を求めるには、EOMONTH関数とDAY関数を組み合わせる方法が最もシンプルです。以下の計算式がその具体例です。
=DAY(EOMONTH(日付, 0))
また、以下の計算式は、セルA1に入力された日付の月の日数を返します。
=DAY(EOMONTH(A1, 0))
式の構造の説明は以下のセクションを参照してください。
各関数の役割
この計算式は2つのExcel関数から構成されています。
- EOMONTH関数:
EOMONTH(A1, 0)
は、指定された日付(この場合は「2024/2/18」のようなA1セル)が含まれる月の最終日を求めます。第二引数の0
は、現在の月の最終日を示しています。この関数により、どの月であってもその月の最終日の日付を得ることができます。
- DAY関数:
DAY(...)
は、日付から「日」の部分を抽出します。この場合、EOMONTH関数から得られた月の最終日の日付から、「日」の部分、つまりその月の日数を取得します。
使用例
たとえば、A1セルに「2024/2/18」と入力されている場合、この計算式は「29」という結果を返します。これは、2024年2月がうるう年であり、29日まであることを正確に示しています。
指定した日の月の日数を求める式:まとめ
この計算式の大きな利点は、そのシンプルさと汎用性にあります。年月日が入力されているセルを指定するだけで、その月の日数を即座に求めることができます。これにより、予定表の作成、期間の計算、または特定の月に関連する分析作業など、日付に関連するさまざまな作業を効率化できます。
Excelで指定した日付が含まれる月の日数を求める計算式は、日付データの分析や管理において非常に有用です。EOMONTH関数とDAY関数の2つの関数を組み合わせることで、どの年月にも対応可能な強力なツールを手に入れることができます。このテクニックをマスターすることで、日付関連のデータ処理能力を一段と高めることができるでしょう。
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