Excelにおいて、関数を使って対象日の「翌月/前月」を表示させる式をご紹介します。
対象日は「日付」とします。
※ただしこの記事は新旧両バージョンでExcelを使用する際の活用方法です。Excel 2007バージョン以降のみを利用する場合にはEDATE関数(数か月後の同日を返す)、EOMONTH関数(数か月後の月末を返す)の利用も検討してください。
計算式
前月の同じ日
=DATE(YEAR(日付),MONTH(日付)-1,DAY(日付))
翌月の同じ日
=DATE(YEAR(日付),MONTH(日付)+1,DAY(日付))
…ただし「日付=2018/1/30」のような場合では翌月の同じ日がありません。このケースでは繰越がなされ、「2018/3/2」という解が返ります。
前年の同じ日
=DATE(YEAR(日付)-1,MONTH(日付),DAY(日付))
翌年の同じ日
=DATE(YEAR(日付)+1,MONTH(日付),DAY(日付))
補足
DATE関数
DATE関数は、「DATE(年,月,日)」と3つの引数を使用し、それぞれをまとめて1つの日付データを作成する関数です。
YEAR関数
YEAR関数は、引数で指定した日付の「年・西暦」の部分を抜き出す関数です。
MONTH関数
MONTH関数は、引数で指定した日付の「月」の部分を抜き出す関数です。
DAY関数
DAY関数は、引数で指定した日付の「日」の部分を抜き出す関数です。
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