Excelで数値を「3桁-4桁」形式の郵便番号型文字列に変換する方法
Excelでは、数値データを特定の形式の文字列に変換することがよく求められます。たとえば日本国内の郵便番号のように「3桁-4桁」の形式で表示するといった操作です。このようなケースでは、計算式を使用してこれを実現できます。
本記事では、以下のような数値を「3桁-4桁」の形式の文字列に変換する方法を紹介します。
- 2245556 → 224-5556
- 781655 → 078-1655
処理前 | ハイフン設定 |
---|---|
80003 | |
780003 |
計算式の紹介と計算処理
実現する計算式は以下のようになります。
=TEXT(INT(入力元/10000),"000") & "-" & TEXT(MOD(入力元,10000),"0000")
入力元のセルをA2とすると以下の式になります。
=TEXT(INT(A2/10000),"000") & "-" & TEXT(MOD(A2,10000),"0000")
この計算式は、以下のステップで動作します。使う関数はINT関数、MOD関数、TEXT関数です。
- INT(A1/10000): 数値を10,000で除算して、結果の整数部分(3桁の部分)を取得します。
- MOD(A1,10000): 数値を10,000で除算した余り(4桁の部分)を取得します。
- TEXT関数: 指定された形式の文字列に数値を変換します。この場合、3桁と4桁の数値をそれぞれ”000″と”0000″の形式に変換しています。
- & を使用して、2つの文字列を連結して「3桁-4桁」の形式を完成させます。
まとめ
Excelで数値を「3桁-4桁」の形式の文字列に変換することは、上記のような計算式を使用することで簡単に実現できます。この計算式を活用することで、郵便番号や特定のコードなど、特定のフォーマットが求められる場面での作業を効率化することができます。
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