Excelで10進数のデータを2進数に、2進数のデータを10進数に変換する計算式

今回は、Excelを使用して10進数のデータを2進数に変換する方法と、2進数のデータを10進数に変換する方法について解説します。主に使用する関数は DEC2BIN 関数と BIN2DEC 関数です。

10進数のデータを2進数に変換する

10進数のデータを2進数に変換するには、DEC2BIN 関数を使用します。この関数は、指定された10進数を2進数の文字列に変換します。

=DEC2BIN(数値)

例えば、セルA1に10進数の値「10」が入力されている場合、以下の式を使用します。

=DEC2BIN(A1)

この計算式を使用することで、10進数の値を2進数に変換できます。

10進数の値を2進数に変換する式の例

例えば、セルA1:A4に以下のデータがあるとします。

セルB1に以下の計算式を入力します。

=DEC2BIN(A1)

この計算式をB2からB4までオートフィルすると、以下のように表示されます。

2進数のデータを10進数に変換するには、BIN2DEC 関数を使用します。この関数は、指定された2進数の文字列を10進数に変換します。

=BIN2DEC(数値)

例えば、セルB1に2進数の値「1010」が入力されている場合、以下の式を使用します。

=BIN2DEC(B1)

この計算式を使用することで、2進数の値を10進数に変換できます。

2進数の値を10進数に変換する式の例

例えば、セルB1:B4に以下のデータがあるとします。

セルC1に以下の計算式を入力します。

=BIN2DEC(B1)

この計算式をC2からC4までオートフィルすると、以下のように表示されます。

このように、Excelの関数を使用することで、10進数と2進数の相互変換が簡単に行えます。データの形式に応じて適切な関数を使用し、必要な変換を行ってください。ぜひ試してみてください。